お知らせ
西岡常一棟梁 生誕百年記念木魂忌 2008年9月28日(日)
西岡常一棟梁 生誕百年記念木魂忌 (奈良 薬師寺慈思殿)
私共、飛鳥工務店も木魂会の一員として、6人の弟子と共に西岡棟梁の法要のため薬師寺に行ってまいりました。
この生誕100年法要には、現在古代建築では、日本一の宮大工小川三夫棟梁を始め、私の長男、佑がお世話になった建部棟梁や、直井光男棟梁、最近「プロフェッショナル」へ登場した菊池恭二棟梁など、日本の宮大工の頂点におられる、 錚錚たるメンバーが集合されて生前の西岡さんの思い出話をしてくれました。
どの棟梁のお話も個性的で大変楽しいひと時でした。
西岡棟梁の言葉や印象に残った事
- 小川棟梁
- 西岡さんに、「これが鉋(カンナ)クズや」と言われて、小川さんはガラスにその鉋クズを張って見本にし、その鉋クズが出るまで努力した事、あとは何にも教わらなかった。
他の皆さんは、記念になる物がたくさんお持ちですが、私には何もくれなかった。ですが、内弟子として一つ屋根の下に住み、西岡棟梁の宮大工としての心構えを感じた事が私の一番の記念だと思います。 - 建部棟梁
- 「おい、建部、興福寺の五重の塔と法隆寺の五重の塔とどっちがすごいと思う?」そりゃ興福寺の方がごつくて大きくてすごいと思います。と、言いましたら、「まだまだ素人やなぁ」と言われました。
あとで考えると法隆寺は1300年前の飛鳥、白鳳、奈良時代に建立された建物と、興福寺は約700年前の手道具で、時代背景や軒の反りや品格が違うと言いたかったのではと思いました。法隆寺の鬼と呼ばれた棟梁ですが、薬師寺の隅木の時は、とてもやさしく温かみのある人だったと思います。
飛鳥棟梁
